2011年2月19日土曜日

『火天の城』

会社の若手を歴女に育てるプロジェクトがあって、入門編として良いかと思い『のぼうの城』を貸したら、お礼にといって貸してもらった本。
安土城築城の話を通じて、その棟梁親子の姿と織田信長の一面を描いている。
棟梁岡部又右衛門親子の姿を読んで、薬師寺西棟を再築した昭和の宮大工、西岡常一氏のことが頭に浮かんだ。
やはりと言おうか、巻末の参考文献には西岡常一氏の著作が挙げられていた。
どんな部類であれ、匠の技は見ていて気持ちがいい。
自分の仕事も匠の技レベルまで高めたいものだ。

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