2013年3月3日日曜日

ニュータイプおたく

ここのところ、なぜか連続しておたく系のイベント(行動)が多く、おたくも進化していることを感じた。
”おたく”の強みはバックグラウンドストーリーを持っていること、弱みはそのストーリーを共有していない人々とのコミュニケーションがとれないことだと思っていたが、強みに更なる磨きをかけているようである。


おたくの聖地、秋葉原のコスプレ居酒屋Littel BSD
実は創業9年の老舗(?)。メイン顧客層はやっぱり”おたく”。
メイドカフェの発展(大人)版。
2Dの世界だけでなく、3Dのメイドにお酒をサーブしてもらうのだ。


コスプレ軍団のバックグラウンドストーリーは、「人間界に来た小悪魔ちゃん」
人間が許しを得ずに彼女達の写真を撮ったりすると魔界に帰ってしまうらしい。
写真は「小悪魔のおにぎり」@380円也。目の前で小悪魔ちゃんが握ってくれる。
他にも、小悪魔ちゃん達が「うんしょ、うんしょ」とかけ声を掛けながら
絞ってくれるグレープフルーツサワーなどあり。
でもお酒は全般的に甘すぎ。



ダイバーシティ東京のガンダムカフェ。


やっぱりガンダムの世界をベース(バックグラウンド)としたメニュー構成。
ディズニーもそうだが、確立したバックグラウンドストーリーがあると企画に軸があって強い。

ダンスエボリューションアーケード。
踊っているのは、どうみてもダンスの巧い”ゲームおたく”。
周囲はすごい観客でその視線を浴びながらプレーするのだが、
拍手がでたりするとはにかみながら、また最後尾に並ぶ。
結構、礼儀正しい。


という訳で、ニュータイプおたくは、別のやり方で一般人とコミュニケーションをとり始めている。
強みをより活かし、弱みを補完するという戦略は生き残りにおいて有効な戦略である。
”ニュータイプおたく”は変化しながら、一般にも受け入れられていくのかも知れないと思った。



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