2015年8月7日金曜日

山口紀行 その3

萩の町並み。
なまこ塀が続いていたり、昔の町並みが残っている。
続いて萩の町観光。
萩と言えば吉田松陰をはじめとする幕末の志士達所縁の地。
色々と考えることがありました。


吉田松陰と久坂玄瑞と高杉晋作。
多分等身大なんだけど、昔の人は身長が低かったらしい。


松下村塾。ここからたくさんの志士が輩出された。

萩城(別名指月城)。
明治になって山口に県庁が移って萩は衰退し始めた。


高杉晋作。生家も萩。
高杉晋作の生家に展示してある人相書。
西郷隆盛のもあるけど、
これじゃ捕まえられんでしょう。
旧久保田家住宅。
江戸、明治と続いた豪商の旧宅。
NPOのおばさまが懇切丁寧に説明してくれて
すごく勉強になった。
拝観料はたったの100円。

60cm×7mもの杉の一枚板。
説明されなければ
その貴重性は分からなかった。
お成り通りに面した格子。
向こうからは見えずに、こちらからは見えるよう
内側に削れた台形につくってある。
通りに面した扉。昼間は一間あき、
夜は潜り戸になるよう、二段構えの作りになっている。
そして、潜り戸は閉めると自動で鍵がかかる
自動オートロックになっている。スゴい知恵。
石も山から採れた石と海から採れた石や
珪化木(石化した木)を使っている。
山から採れた石は苔むすが、
海から採れた石は苔むさない。
でも、よく考えると吉田松陰って、シビアに見ると何も成し遂げずに30歳でこの世を去っている。
実はコトを成し遂げたのはその教え子達。
ちょっと成果盛り過ぎ?って気がしなくもないが、そういう名前の遺し方(人を育てたという成果)もあると思った。

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