2017年4月16日日曜日

『トヨトミの野望』

「この小説に書かれている内容は98%本当だよ」
トヨタの某役員とも交流のある人から勧められて読んだ本。

衝撃的な不祥事のエピソードから始まり、「これが実話なのか?」と一気にのめり込んで読んでしまった。
小説形式をとっているので、本人に気兼ねすることなく臨場感を持って描かれている。
(某サイトでは、小説の登場人物と実際の人物の対比表まであったりするので、それを先に見ておくとネタバレはするが分かりやすい)


読んでみて思ったこと。
・今まで持っていたトヨタの各役員像が実態と異なっていたことにびっくり。いかにマスコミの作ったイメージに乗せられているか、痛感した。
・トップ企業の役員クラスになると、その凌ぎ合いは半端がない。まさに騙し合いだ。自らの体を壊しながらも、栄達に進み続ける執念を感じた。

ちょうど時期が時期だけに、思うところが多々あり、面白かった。



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