2009年6月15日月曜日

柏の葉はちみつクラブ 採蜜編

先日、千葉大学の徳山先生、三輪先生からミツバチの生態から養蜂、そしてその意義に関するレクチャーを受けました。
その時に「今度柏の葉はちみつクラブで初めての採蜜がありますので是非来て下さい」とお誘いを受けたので行って来ました。

ミツバチ(働き蜂)の一生は大体35日程度だそうですが、1匹の働き蜂は一生涯で約5 mlの蜜を集めます。働き蜂は全てメスで、オスは全体の1割程度しかいないそうです。
ミツバチの行動範囲は半径3kmですので、柏の葉周辺の花から蜜をせっせせっせと集めていることになります。


採蜜は宇宙服のような格好をして巣箱から巣を取り出して、遠心分離機(といっても手動のドラム缶みたいなもの。数が出ないからか、これでも市価8万円とかするそうです。)にかけて、それを濾過します。
この日はほぼ4ℓ採取できました。

終わった後は、KFVのキッチン会議室で取れ立てのハチミツを賞味。
とれたハチミツは菜の花、梅、アカシア、クローバー、クリの5種類の花蜜がメイン。
ちょっと、強めの味がはいっていたのは栗の花だそうです。
三輪先生曰く、ハチミツも劣化するので採れたてが一番美味しいとのこと。

『養蜂』は都市(人)と自然(緑)をつなぐ意味合いがある他、好奇心を醸成しやすいので環境教育やコミュニティ醸成につなげやすく、地産地消といった食育にも展開できる非常に優れた活動である、というお話を聞きつつ採れたてのハチミツ付きパンをほうばったのでした。











千葉大学でとれたハチミツ。春から秋にかけてハチミツの色が濃くなるそうです。

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