2009年6月21日日曜日

『フィッシュボーンノート術』

あるアメリカの公的機関の情報によると
・『ニューヨークタイムス』1週間の情報量は、18世紀の個人が一生かけて得る情報よりも多い。
・今年生まれる新しい情報の量は過去5000年間に人類すべてが生み出したすべての情報よりも多い。
そして、独の心理学者エビングハウスによると、人間は記憶してから1時間後には56%を、1日後には74%を忘れてしまう。。

というわけで、わかりやすくて記憶の構造化につながりやすいノート術ということで『フィシュボーンダイアグラム』の出番です。

実はこれ、日本では”特性要因図”といい、東京大学名誉教授の故石川馨先生(QCサークル活動の生みの親といわれているらしい)が考案したもので、日本発のダイアグラムだそうです。

一般的には魚の頭を右にすることが多いようですが、著者によるとノートが左から右に書いていくことを考えると、常にテーマが見えるようにということで左が頭であるべしとのことでした。
マインドマップほど拡散する内容ではなくて、因果関係が比較的明確な場合に優れたダイアグラムであると感じます。
日本発というのが気に入ったのでしばらく試してみようと思っています。

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