2013年2月3日日曜日

バーバリー

部屋を片付けていたら、2年近く前に頂いたワイシャツ押し立て券が出てきて、今更のようだがワイシャツを作りに日本橋の三越に行った。(よく考えると頂いた時は、震災&自らの異動でワイシャツどころではなかった。そのまま眠っていたという訳。。)

どこで対応しているのか分からなかったので、総合受付で
「バーバリーのワイシャツ押し立て券なんですけど、バーバリーに行けばいいんですか?」
と問い合わせ。
電話で調べてくれたが、
「バーバリーは既にライセンス契約が切れていて対応できないそうです。」

えぇ〜っ。確かに期限が昨年の一昨年の10月位までになっていたけど。前に仕立券の期限切れていてもちゃんと対応してくれたのに。。
有料であっても仕立ててもらわないと、布だけもっていても何の役にも立たない。
「どこに相談したらいいですか?」
と粘ると、
「紳士服の仕立てを承るところで相談下さい」
とのこと。

紳士服仕立てコーナーで相談すると、
「もちろん無料でお仕立てをさせていただくのですが、申し訳ございませんがバーバリーとのライセンス契約が切れておりまして、胸につくバーバリーのロゴをおつけすることが出来ません。」
とのこと。
こちらはワイシャツを作ってもらえればいいので、二つ返事でもちろんOK。

サイズを測りながり担当の人が色々教えてくれた。

バーバリーは日本でライセンス事業撤退。だから今後は今の契約が切れた以降は全てインポート品になる。
ライセンス事業撤退の理由は、
①自社ブランドをヴィトンのように高めたい(英国では紳士服ではDAKSがNO1ブランドであり、バーバリーブランドは日本程ではない)
②ライセンスフィーが6%としても、原価にかかるので、1万円の売上、原価率4割とすると240円にしかならない。(儲からない)
ではないかとのこと。
経営者に直接聞いた訳じゃないですけどね。と言って担当の人は笑っていた。

帰って来て調べてみると、
2009年にインポート商品を取り扱う輸入総代理店として、バーバリー英国本社・三陽商会・三井物産の共同出資によりバーバリー・インターナショナルが設立された。「インターナショナル」設立後、2010年6月にてバッグ・革小物・スカーフなどはライセンス製造を中止しインポート物に一本化され、ラグジュアリーブランドとして本国商品の展開を本格化することとなった。
(by Wikipedia)
とある。

なるほど、バーバリーはライセンス事業を中止するということだ。

帰って来て妻にこの話をすると
「でも、胸にロゴがなかったら、バーバリーと同じ品質っていっても結局見た目バッタもの以下なんじゃない?」・・

無料で仕立ててもらってホッとしているようじゃ甘かったかも。。









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