上の息子がお世話になっている東進ハイスクールで、渡辺勝彦先生のセミナーがあるということで参加してきた。
渡辺先生とは、元々河合塾の人気講師で、春期講習の予約が30分経たずに瞬殺で埋ったという伝説の人らしい。
今年こそ「今でしょ」の林修先生に東進ハイスクールNO1人気講師の座を奪われたそうだが、昨年までは第1位だったのだそうな。
まずは登場・挨拶の段から落語家のよう。
正に落語のようにずっと一人で話し続けるのだが、おもしろおかしい内容を2分に1度は盛り込むことで集中力を途切らさないのが自慢なのだそうだ。
○「自分は頭が悪い」という生徒がいるが、頭の出来が関係あるのは、大学院や研究者になる場合だけ。大学受験においては頭の出来は関係ない。
○「この教科は嫌い」ということをいう生徒がいるが、好き嫌いなんて情報や知識の多い少ないで決まるもの。
○親御さんの禁句。「今更無理」「どうせ無理」ということは言わないように。
という話しから入って、徹頭徹尾言い続ける「難関大学合格絶対のシナリオ」とは
”英語は高校2年生の3月31日までにケリをつけること”
英語にケリをつけておかないと高校3年生で他の教科に時間を回せないことにより差がついてしまうということをデータで示しながら説明をする。
渡辺先生、元々は横浜にある某神奈川県立高校の教員だったらしい。そこでは東大、早慶などにも合格者が出る学校だったのを自ら志願してヤンキー高校へ転校したとのこと。
そこで東大、早慶合格者を目指したが、東大こそ出なかったものの、早大、中央、法政などの大学へヤンキー軍団を送り込んだ。
2分に1回のジェットコースター授業、スモールステップという技はこの時期に編み出されたものらしい。
その後、落語のような笑いをとりながらの延長でご自身の息子さんの実話をされるのだが、これがショッキングな内容。
息子さんが高校2年生のある日、建築現場の高所からの落下物が電線を切断し、その電線が息子さんの顔面を直撃し、一時は生命も危ぶまれる大けがをしたとのこと。
その後なんとか一命は取り留めたものの、視力がなくなる可能性の中、何とか全盲は免れる。
その時に担当医から励まされた
「もし光が再び君の目に宿すことができたならば、その力を次に苦しんでいる人を励ますのに使って欲しい」
という言葉を受けて、息子さんは医学部を受験、見事合格という話しだが、その過程には紆余曲折があって、落語家が自らの悲劇を語っているような泣きながら笑ってしまうような、家族愛にあふれた良い話しだった。
最後にもいい話しをされていて
「頭の出来不出来は関係ないと先ほど申し上げましたが、実は能力の差が出るところがあります。良いスタートを切れる能力については差がでます。」
「受験は点をとり、どこの学校に入るだけが勝負ではありません。人生をいかに生きるかということが凝縮されていると僕は思っています。」
「模試で悪い点数をとっても、こんなんじゃ志望校は無理じゃない、というようなことを言わないでください。本人も自覚していますし、東進からも厳しいことは必ず言います。親は最後まで、子供を信じてあげてください」
精神論だけかと思いきや、実務的(受験テクニカル)な英文の読み方の手法の一端を披露し、
「高2を制する者が大学受験を制する」
と言い切る、この渡辺勝彦先生、そりゃ人気講師になるだろうと思わせる人であった。
渡辺先生とは、元々河合塾の人気講師で、春期講習の予約が30分経たずに瞬殺で埋ったという伝説の人らしい。
今年こそ「今でしょ」の林修先生に東進ハイスクールNO1人気講師の座を奪われたそうだが、昨年までは第1位だったのだそうな。
まずは登場・挨拶の段から落語家のよう。
正に落語のようにずっと一人で話し続けるのだが、おもしろおかしい内容を2分に1度は盛り込むことで集中力を途切らさないのが自慢なのだそうだ。
○「自分は頭が悪い」という生徒がいるが、頭の出来が関係あるのは、大学院や研究者になる場合だけ。大学受験においては頭の出来は関係ない。
○「この教科は嫌い」ということをいう生徒がいるが、好き嫌いなんて情報や知識の多い少ないで決まるもの。
○親御さんの禁句。「今更無理」「どうせ無理」ということは言わないように。
という話しから入って、徹頭徹尾言い続ける「難関大学合格絶対のシナリオ」とは
”英語は高校2年生の3月31日までにケリをつけること”
英語にケリをつけておかないと高校3年生で他の教科に時間を回せないことにより差がついてしまうということをデータで示しながら説明をする。
渡辺先生、元々は横浜にある某神奈川県立高校の教員だったらしい。そこでは東大、早慶などにも合格者が出る学校だったのを自ら志願してヤンキー高校へ転校したとのこと。
そこで東大、早慶合格者を目指したが、東大こそ出なかったものの、早大、中央、法政などの大学へヤンキー軍団を送り込んだ。
2分に1回のジェットコースター授業、スモールステップという技はこの時期に編み出されたものらしい。
その後、落語のような笑いをとりながらの延長でご自身の息子さんの実話をされるのだが、これがショッキングな内容。
息子さんが高校2年生のある日、建築現場の高所からの落下物が電線を切断し、その電線が息子さんの顔面を直撃し、一時は生命も危ぶまれる大けがをしたとのこと。
その後なんとか一命は取り留めたものの、視力がなくなる可能性の中、何とか全盲は免れる。
その時に担当医から励まされた
「もし光が再び君の目に宿すことができたならば、その力を次に苦しんでいる人を励ますのに使って欲しい」
という言葉を受けて、息子さんは医学部を受験、見事合格という話しだが、その過程には紆余曲折があって、落語家が自らの悲劇を語っているような泣きながら笑ってしまうような、家族愛にあふれた良い話しだった。
最後にもいい話しをされていて
「頭の出来不出来は関係ないと先ほど申し上げましたが、実は能力の差が出るところがあります。良いスタートを切れる能力については差がでます。」
「受験は点をとり、どこの学校に入るだけが勝負ではありません。人生をいかに生きるかということが凝縮されていると僕は思っています。」
「模試で悪い点数をとっても、こんなんじゃ志望校は無理じゃない、というようなことを言わないでください。本人も自覚していますし、東進からも厳しいことは必ず言います。親は最後まで、子供を信じてあげてください」
精神論だけかと思いきや、実務的(受験テクニカル)な英文の読み方の手法の一端を披露し、
「高2を制する者が大学受験を制する」
と言い切る、この渡辺勝彦先生、そりゃ人気講師になるだろうと思わせる人であった。
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