2011年6月5日日曜日

『「人を動かす人」になるために知っておくべきこと』

世界一のメンターと言われているジョン・C・マクスウェル氏の著作をワタミの渡邉美樹氏が監修した本。
著作の中で特に渡邉氏に響いた内容についても記述があり、それも面白い。
○カリスマ性のある人のまわりでは、いつもワクワクするようなことが起こっている。
○出口のないトンネルはない
○一人静かに「内省する時間」を確保する
という内容については渡邉氏に響いたようだ。

個人的にフックがかかったのは以下の内容について。
○協力なリーダーシップを発揮する統率の鍵とは「人の価値を高めていくこと」
○組織を率いる上で大切なのは、「問題解決」にフォーカスしたコミュニケーションに意識を集中すること。
○その人の現状ではなく、「可能性」に目を向けるとよい。人は期待をかけられると、その期待に応えようとする。だからこそ「現状」ではなく「可能性」に目を向けることが大切。
○勝つ組織をつくるにはどうしたらよいか。適材適所の仕事を与えれば良いのだ。一人ひとりに行動する「動機」を与え、やる気を引き出すことである。
○どのような行動に対して報酬を与え、励ますべきかは慎重に考える必要がある。その一つのヒントが、長期的に成果や業績を上げ続けている人に対して報酬を与えることだ。これはつまり、「何が持続的な成功につながるか」を考えることでもある。

<チームに「勝利」をもたらす4つの法則>というのが紹介されている。
1 「絶対勝利」を”旗印”にせよ
2 「リスク」よりも「停滞」を恐れよ
3 「1%の成長」にも貪欲であれ
4 「仲間の成長」の延長に「自分の成功」があると考えよ(互恵の精神)
いずれも大切な内容だが、今の会社で特に必要だと思うのは『「1%の成長」にも貪欲であれ』である。
成長に対する絶え間ない(貪欲な)渇望が組織には必要である。それにはある程度の危機感が伴う必要があるかもしれない。一定の緊張感の中、お互いの成長を模索していく組織でありたい。


その他にも本論を補完するために著名人の含蓄深い名言も紹介されている。
「経営問題の6割はコミュニケーション不全によるものだ」
by P・F・ドラッカー

「安全などというのは多くの場合、迷信に過ぎません。人生は冒険するか、空虚に過ごすかの二つに一つなのです」
by ヘレン・ケラー

ドタバタ感だけなら、まさに人生冒険中という感じだが、今のチャレンジを成功に結びつけていきたい。

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