2012年4月30日月曜日

韓国紀行

出張で生まれて初めて韓国に行ってきた。

所感を含めて書き留め。
・韓国は中国よりあきらかに日本に近い雰囲気。ただし、言語はハングルなので中国語以上に分からず。
・言葉が全くわからない中、個人行動で地下鉄乗り継いだりした。ハングルが全く分からない中で痛感したことは、数字というのは世界共通の言語であるということ。(地下鉄では降りる駅を数字で認識した)
・徴兵制の関係と思われるが、若い警官が多い。また、地下鉄にガスマスク置き場があって(日本のAEDの感覚)リスク感度は日本よりはるかに高いと感じた。
・エスカレーター並ぶのは右側(いわゆる関西方式)。よく考えると韓国では車も左ハンドル右側通行だから、抜く側が左というのは自然。右ハンドル左側通行なのに左から抜いていく関西の感覚がおかしいということ?
・韓国の料理店ではメインディッシュ以外にたくさんの付け合わせが出てくるが、実はその付け合わせはほとんどフリーで料金はメインディッシュのみ。
・日本の缶ビール3,000ウォン(約210円)に対し、マッコリのペットボトル(500ml)が1,350〜1,600ウォン(約95円〜112円)。そりゃ断然マッコリでしょ。(泊まったホテル近くのセブンイレブン調べ。ちなみに韓国ではコンビニはセブンイレブンが多い)

<不動産事情編>
・韓国では日本のデベロッパーのような独立したデベロッパーがない。韓国は各財閥お抱えのGCがあり、そのGCに仕事を提供するためのお抱えデベロッパーが主流。なので「仕事をとってくる」ことに主眼がおかれているため、「賃貸」で持ち続けるという発想がなかった。
故に、ショッピングセンターでも今までは所有型か百貨店型しか存在していなかった。近年ようやく日本のようなモール型のショッピングセンターが出てきて結果を出し始めているとのこと。
・同様の理由で、住宅においても「賃貸」という概念はあまり普及していなかった。その代わり韓国では「預け金制度」なるものが普及していた(預託金を預け、光熱費相当分程度しかランニングを支払わない。退去するときには預託金が戻ってくる。)が、近年の利率低下により地主に預け金制度のメリットがなくなり、少なくなっているとのこと。
・韓国の住宅においては南向き指向が絶対。寒いからか、開放型の外廊下というものがない。
・地震は中国並みに少ないらしい。


2泊2日という強行軍だったので、大変だったが勉強になった。
お隣の国だし、アカスリしなかったので、また行こう。

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