iPhone5にするにあたり、持っていたiPhone4Sを買い取りとした。
ソフトバンク本体が古物営業法許可をとってないということで、買い取りは子会社のソフトバンクテレコムが行うことになっていたと聞いていた。
メールで買い取りOKという連絡が来たところまではよかったが、わざわざ『本人限定郵便物特定事項伝達型(特伝型)』というものを使って、本人にしか渡さない郵便物(こちらも本人確認資料である免許証を提示させられた)が来たので、中身は一体どんな秘密の内容なのかと開いてみたら上記のような内容。
全く秘密にするようなものではない。
ちょっと調べてみたら、古物営業法では1万円以上で古物を買い受ける場合(現金取引には限らない)には本人確認が必要で(ちなみに今回のiPhone4Sの買い取りは2万円)、本人確認記録及び取引記録を作成し、3年間保存する義務があるのだそうだ。
そのためにこのような手のこんだ(更にはお金のかかる)プロセスを経ているということ。
当該機器にしか届かないメールの配信およびその記録保管だけでも十分のような気もするが、それではダメというお上の見解だったのであろう。
産業界はどんどん移り変わっているので、お上の方もそれに対応していかないと、法人税の話だけではなく、本当に企業が日本からいなくなってしまいかねない。
誰も喜ばない無駄なことは極力減らしていかないと、誰と闘っているのか分からなくなる気がする。
さすがのソフトバンクも今回は上申している時間がなかったか。