池井戸潤の著作。
テーマがゼネコンの談合ということで同僚から課題本として借りた本。
2010年には小池徹平を主人公にしてNHKでドラマ化されている。
ゼネコンの若手社員を主人公として描いているので、談合=悪といったステレオタイプの描き方でなく、様々な考え方、立場の人間が織りなす人間模様として描かれている。
詳細はお読み下さいということだが、感想をいくつか。
主人公の恋のライバルであり、主人公の会社(中堅ゼネコン)の融資担当者として銀行マンを登場させるあたり、著者の池井戸潤が自分のテリトリー(金融)を広げながら書いている感じでリアリティがあり、物語に安定感がある。
(とはいえ、談合の部分については相当想像による部分が多いと思うが)
テーマがしっかりした上でのミステリー仕立てになっており、登場人物の織りなす人間模様も面白い。(恋人関係、親子の関係、上司と部下の関係などなど)
池井戸潤は同世代(若干先輩だが)。岐阜県出身で大学から東京にでてきているので地方から出てきた人間の心情を描くのが非常に巧みである。
600ページ超の大作だったが、ぐいぐい引き込まれて難なく読めて楽しめた。
テーマがゼネコンの談合ということで同僚から課題本として借りた本。
2010年には小池徹平を主人公にしてNHKでドラマ化されている。
ゼネコンの若手社員を主人公として描いているので、談合=悪といったステレオタイプの描き方でなく、様々な考え方、立場の人間が織りなす人間模様として描かれている。
詳細はお読み下さいということだが、感想をいくつか。
主人公の恋のライバルであり、主人公の会社(中堅ゼネコン)の融資担当者として銀行マンを登場させるあたり、著者の池井戸潤が自分のテリトリー(金融)を広げながら書いている感じでリアリティがあり、物語に安定感がある。
(とはいえ、談合の部分については相当想像による部分が多いと思うが)
テーマがしっかりした上でのミステリー仕立てになっており、登場人物の織りなす人間模様も面白い。(恋人関係、親子の関係、上司と部下の関係などなど)
池井戸潤は同世代(若干先輩だが)。岐阜県出身で大学から東京にでてきているので地方から出てきた人間の心情を描くのが非常に巧みである。
600ページ超の大作だったが、ぐいぐい引き込まれて難なく読めて楽しめた。
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