『ビジネス・コミュニケーション白書2010』によると
コミュニケーションは不可欠なものである。・・9割。
組織内コミュニケーションの現状について「満足できない」・・7割弱。
9割の人が「コミュニケーションは不可欠」と感じながら、7割弱の人が職場でのコミュニケーション状況には満足していないということである。
一方、管理職になると
①部下を育てながら
②部門もしくはチームの業務目標を達成する。
ということが求められるので、中間管理職は「業務量の負荷が大きい」「時間的な余裕がない」という共通の悩みを抱えることになる。
プレイングマネジャーの仕事=コミュニケーションといっても過言ではない状況の中で、如何にコミュニケーションを仕組みかするか、が具体事例とともにわかりやすく述べられている。
○部下をフォローする際に重要になってくるのが観察力。
○いつも余裕なくあせっていたり、目の前の自分の仕事に追われているといったそぶりは禁物。どんなに忙しくても「話しかけないでオーラ」だけはださない。
など、ちょっと耳の痛いようなことが重要とされており、自省を求められたりする。
リーダーシップを発揮してメンバーを引っ張っていくライオン型マネジャーにはなれなくても、周りを観察しコミュニケーションを良くすることで成果をあげるシマウマ型マネジャーこそが、今のプレイングマネジャーに求められているという田島弓子女史の考え方は多くの悩めるプレイングマネジャーの指針となるのではないか。
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