2009年3月1日日曜日

サイエンスカフェ in ららぽーと柏の葉

ららぽーと柏の葉で行われたサイエンスカフェに行ってきました。
東京大学宇宙線研究所の人が南部さんのノーベル物理学受賞内容をできるだけ簡単に噛み砕いて話をするというのを、お茶菓子付きのカフェ形式で行うというものでした。
合わせて”放射線”という目に見えないものを見えるようにする『霧箱』工作教室もあってどちらも満員御礼のすごい人でした。(霧箱工作については急遽整理券が作って配布されてました)







霧箱の完成型


「東京大学」&「ノーベル賞」という知的ブランドからか、どちらもすごい人だったのですが、霧箱工作については親&子供という組み合わせがメイン、サイエンスカフェについてはおじさん、おばさんがピン、もしくは賢そうな子供と一緒という属性の人が多かった気がします。
大分色々なワークショップに参加・実施するようになってきた目から見ると、どちらの催しも段取りが悪く、改善できそうな点がたくさんありました。
しかしながら、サイエンスカフェについては非常に先進的な試みで、どう進んでいって、どんな感じで終わるのか興味津々で見させてもらいました。
色々な気づきがありましたが一つ挙げるとすると、大学の先生と一般市民のカフェ形式での交流においては、説明する側だけでなく聴く側にもリテラシーが必要であるという風に感じました。
「聴く時の心得」みたいなものを整理すると、もっと効果的で素敵な交流になるように思います。
柏の葉における大学と一般市民の交流する未来をちょっと予感できた気がします。








大盛況のサイエンスカフェ


質問タイムでは子供も臆さずに素朴な疑問シリーズをしたりして、見ていて楽しめました。
説明されていた東京大学宇宙船研究所 特任助教の伊藤英男先生も素朴な疑問(宇宙は最初どの位小さかったの?宇宙には果てがあるの?)とかいう質問の方が説明の仕方に苦慮してました。











中央でドライアイスをかき氷機にかけているのが伊藤英男先生


残念だったのが、ノーベル物理学賞の内容、ちっともわかりやすくなくて正直チンプンカンプンでした。

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