2009年12月28日月曜日

新ワークショップ方式?

先日ワークショップ終了後、飲みに行った時の話。
戯れに、ワークショップで利用していたポストイットに飲み会で出てきた単語を書いてペタペタと壁に貼ってみた。
飲み会なので、当然脈絡もない話の連続なのだが、最後に”振り返り”と称して眺めてみると、それはそれで結構な振り返りとなって非常に面白かった。

それを受けて、後日関西出張でヒアリングを行った際に、4人で喫茶店で振り返りを行った。
幸か不幸か他に客がいなかったので、ワイワイガヤガヤやらせてもらうことができた。
やり方は以下の通り。
①今日のヒアリングを受けて思ったことを各々手元のポストイットに書いて壁(その喫茶店ではなんと外に面した窓ガラス!)に貼る。
②ブレスト的に、どんどん皆で意見を出して、ペタペタ貼っていく。
③最後に同行していた新人が最後にそれらを自分流に貼り直して、まとめの説明を行う。

たったこれだけなのだが、短時間で非常に内容も濃く、全員の納得感、腑に落ち感が高かった気がする。


プラス・サーキュレーション・ジャパンの中西紹一氏によると、認知的徒弟制の流れとして
①モデリング
②コーチング
③スキャフォールディング/フィーディング
④アーティキュレーション
⑤リフレクション
⑥エクスプローリング
というのが中西流の基本フォーマットとしてあり、氏の素晴らしいワークショップは全てこれを踏襲しているのだそうだ。

それを受けてみると、上記方式も
1.新人以外の先輩からも、キーワードとコンテキストを出し、壁に貼っていく(①②③)
2.それを新人に貼り直させて、新人の言葉で説明させる(③④⑤)
となっていて、後は会社に戻って⑥で実践すれば基本を踏襲していることになる。

とっても手軽で充実度の高いやりかたなので是非またどこかで行いたい。

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