2008年10月12日日曜日

四六のガマ



先日、つくばへ仕事で合宿に行って来た時のこと、”つくば”といえば「四六のガマ」ということで本物がお土産やの店先で飼われてました。
この四六(しろく)のガマとは、前足が4本指、後足が6本指のガマのことです。
普通のカエルだと基本的には前足後足ともに五本指のところ、四六のガマの場合、前足の第一指(親指)にあたるものは痕跡的な骨があるだけでパッと見は四本に見え、後足では、第一指のそばに番外指と呼ばれるこれも内部に骨のある瘤(こぶ)があるので、六本指に見えるのだそうです。

ガマの油を一つ買ってみましたところ、効能は「皮膚のカサツキ、肌荒れを防ぎ、キメを整える」とありました。
筑波山麓永井村の兵助の口上にある”ガマの油”みたいに「切ったところがハイこの通り」っていうような過大な表現は現代では通用しないってことでしょうか。
ちょっと寂しい気もしますね。


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