2008年10月5日日曜日

『Googleの入社試験』 竹内薫


非公認のGoogle入社試験問題集です。
「世界にピアノの調律師は何人いるでしょう」といったフェルミ推定的な問題からクイズ系、トンチ系、思想を問うもの、さらには本格的かつ世界最先端の数学問題まで色々混じってます。
正解がない問題も多いので、その人の思考の仕方を問うものことを目的として出題されているのでしょう。

個人的には回答を聞いて「あ、やられた。これなら答えられたな」という問題こそが素晴らしいと考えていますので、事例としてある「回答聞いても理解できないような数学問題」は記載の必要ない気もしましたが、多湖輝さんの名著「頭の体操」レベルを越えた問題もあるよ、という趣旨で載せているのでしょう。

簡単そうに見えて意外に難しいシンプルな問題として載っていたのを2つ程。
○時計の長針と短針は1日に何回重なりますか?
○同じ大きさのボールが8個あります。そのうちの7個は同じ重さで、1個は他よりすこしだけ重くなっています。1つの天秤を2回だけ使って重いボールを見つけてください。

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