2008年8月13日水曜日

ワークショップ研修

先日、ワークショップ研修なるものを受けました。
ファシリテーター(講師)はプラスサーキュレーションジャパンの中西さんです。
いろいろ教えていただき非常に有意義でした。

最初の「メガネを選ぼうワークショップ」はお話には聞いていたのですが、実際に見てみるとやはり面白い。
①似合う(似合わない)メガネを選ぶことを通じて相手の顔を『観察』するようになること。
②顔自体は変わっていないのに、メガネをかける前と後では人物のイメージが変わってみえること。
ってことを体験させながら、「ワークショップってのは、このメガネのようなものです」と結ばれてました。

実際にワークショップを体験した後に座学編です。
ワークショップのプロセスとしては
①覚醒・予感
 「従来のまなざしを越える」ということが何かを知る
  ⇒異人のまなざしは自分のものと違うという事実を知る
②観察・おきかえ
 「従来のまなざしを越える」プロセスを体験する。
  ⇒異人との対話、共同作業
③気づき・共有化
 「従来のまなざしを越える」とは何かを振り返る。
  ⇒違ったまなざし体験を未体験者にも共有できる形を作る
というのが基本となるそうです。
この形ですすめることで、ワークショップが「単なる合意形成の場」から「革新への『予感』を合意する場」へと変貌するとのこと。

また、ブレイクスルーをするためのフレームワークとして
①名詞形ではなく動詞形で考える
②観察する
③おきかえる

というプロセスですすむとわかりやすいということを
i-podやら深澤直人デザインやらの事例とともに教えていただきました。

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