2009年5月6日水曜日

『ゆる体操 超基本9メソッド』

高岡英夫という人の書いた本です。
「自分が何かというと色々あって何と言えない」と著書に書いてしまう位なので、”運動科学者”というような一つの肩書きでは嫌なんでしょう。
その辺りの過去自慢話系を見る(読む)と正直、”ばったもん臭い”のですが、書かれている内容については結構うならされるものがあります。
高岡氏については、新浦安で「ゆる体操」の実演会があった時に見に行って、本にサインをもらって握手してもらったりしたこともあります。


内容については氏のライフワークである『ゆる体操』についてなのですが、サラリーマン向けに「ローコスト(低カロリー、低疲労、低ストレス)」であることを主眼とした体操に厳選されているのが今回の本の特徴です。

就寝前に寝ながらできる「寝ゆる黄金の3点セット」として
「腰モゾモゾ体操」「すねプラプラ体操」「ひざコゾコゾ体操」の3つが紹介されています。
名前だけ見ると、馬鹿にしてんのか、という感じですが、一つ一つ体操の医学的な意味も書かれているので納得感があります。
人を馬鹿にしたようなネーミングについても、その理由が書かれています。擬態語を使うと脳が、言語野だけでなく、運動野、感覚野と言った部分も使われるため、脳の総合的に活用につながるのだそうです。
何と言ってもローコストでできてしまうので、続けられそうなのが素敵です。

ステージⅡとして、椅子を利用した「椅子まわり3点セット」、ステージⅢとして「わざゆる3点セット」が紹介されてます。
この「ゆる体操」はステップアップメソッドなので、ステージⅠがクリアできないと次には進めないそうです。
(というほど難しくもない気がするのですが。。)

先日の柏の葉「はっぱっぱ体操」コンテストを見て思ったのですが、男女問わず”素敵な人”は体操も上手でした。
たかが体操とあなどらず、日々『ゆる体操』と『はっぱっぱ体操』に励みたく思います。



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