2009年5月10日日曜日

千葉県西部防災センター

子供のビーバースカウトに付いて千葉県西部防災センターを見学して来ました。
建物の隣に素敵なシロツメクサの敷き詰められた庭があるのですが、これは防災時にはヘリコプターのホバリングスペースになるそうです。














入ってすぐのところに大きな地球儀があって、世界の震源地になったところが点描されていました。
みると日本が地震大国であることが一目瞭然です。
プレートが分かれている感じやら、お隣の中国にはあまり地震がないということもよく分かりました。












ここでは、秒速30mの風体験やら、煙の立ちこめる廊下を姿勢を低くして避難するコーナーやら、防災関連の色々な体験ができます。
震度7の揺れを体験できるコーナーもあったのですが、大人はパイプにつかまっていれば立っていられないことも無い程度で(ちょっとひどい運転士のときの常磐線+αくらい?)、震度4でもちょっとおっかなく感じる実際の地震の揺れとの感じ方に違いがあることに気がつきました。
これは”通常揺れるはずの無い”ものが揺れている恐怖心と、モノが散乱したり、ガラスが割れたりする音による恐怖というものが,揺れを一層大きく感じさせているということではないでしょうか。
(”そういうもの”だと思えばこそ、幼稚園のジェットコースターなんかは耐えられますが、実際の高速道路で車があんな状態になったらもう観念しちゃいますよね)

面白かったのは、防災備品でサランラップが役に立つという話。
○水が無い場合、お皿の上に引いてポイ捨てできる。
○グルグル巻いて保温に利用。
○怪我したときにグルグル巻きで圧迫し止血に利用。
○煙等の時に、頭にまいて、簡易ゴーグルとして利用。
など、色々活用方法があるそうです。

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