会社でも研修をやってもらっているグローバリンクの大串亜由美さんの本。
1冊になっているが、15秒および90秒の自己紹介術とアサーティブコミュニケーションの2つの内容を合体させた本となっている。
Assertive Communication とは、発展的で協調的な自己主張を伴ったコミュニケーションのこと。
それを身につけるための4つのポイントが
①言い訳をしない
②優先順位をつける
③時間を区切る
④きちんと言い切る
自分のメッセージを相手にきちんと「聞いてもらえる話」にすることこそ、アサーティブ・コミュニケーションの基本。
①相手の話が聞ける
②相手の立場を考えたうえで、きちんと主張できる
③相手のタイプに合わせたアプローチができる
を実現するのがアサーティブ・コミュニケーション。
自分に正直であることが何よりも大切。その正直な気持ちを上手に伝えるための技術。
目指すは「話上手」ではなく、「聞いてもらい上手」
相手を変えようとするのではなくて、自分の優先順位を考え、伝え方をほんのちょっと工夫する。それだけで相手が変わる。
上手な”訊き方”のヒントとして
○「クローズエンド」→「二者択一」→「オープンエンド」で聞く。
○”しりとり式”質問話法でキーワードを引き出す。
○刺のある発言は、相槌でさりげなく刺を抜いてあげる。(復唱→整理→前向きな発言)
などが挙げられており、これも参考になる。
この本の素晴らしい所は、内容が翌日からすぐに実践できることだろう。
自己紹介もいくつかパターンを持っておきたい(考えておきたい)と思った。
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