2012年11月18日日曜日

姫路城改修現場見学

姫路城は現在改修中なのだが、その改修現場そのものを展示物としてしまっているということで拝見しに行った。
・30年前の「昭和の大改修」から30年ぶりの改修。
・仮設設置工事に1年。本工事は昨年4月から2年間、来年の3月末で終了予定なるも、仮設撤去工事もそれから1年間かかる予定。 
・堀の石垣の補修工事は29年で一周。 
この前に見に行った考古博物館の展示手法と比較して、見せ方は今ひとつと言わざるを得ないが、「現場」という現物の迫力は何にも勝る。 
・映画の予告編と一緒で、また本編(完成後の姿)を見に行きたくなる仕掛けともなっている。
・エレベーターで登っていく展示室と現場を隔てるガラスはない方が、現場の匂いやら音という息吹が伝わってより良かったのではないか。(サグラダファミリアは隔て等ないらしい)

それにしても、この姫路城、お菊の井戸があったり、千姫に縁があったり。
26年度の大河ドラマの主人公が黒田官兵衛ということでこれまた姫路城に縁があるらしい。
名物がなく軸を自ら生み出さなければならない地方都市が多い中で、何とも羨ましい限りだ。


仮設の構台と天守閣をとりまく仮設シート。
仮設シートには立面の姿図が。


全面の広場からの遠景。
紅葉もきれいだった。


構台を下から眺めた図。
施工は天下の鹿島建設。


天守閣の現場の展示。
実際に現場で施工をしている姿を見ることができる。

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