2008年9月21日日曜日

雨の運動会


今日は子供の運動会でした。
本当は昨日の予定だったのですが、台風13号のため本日に順延になりました。
(昨日の方が台風一過という感じの天気でしたが)
今日の天気予報は夕方から雨(しかも場所によっては「ゲリラ豪雨注意」って感じ)という予報でした。
運動会は朝8時過ぎからスタートして、10時頃には早くも怪しげな雲行き。。
案の定、お昼の時間の前に結構な降りとなってきました。
本来は校庭で家族と一緒にお弁当というスタイルなのですが、雨によりそれもかなわず、体育館と教室および廊下を解放するので、そちらで子供と一緒にお弁当するということになりました。
途中、その決定が出て放送される前にゾロゾロと勝手に体育館に入り出す家族がいたりで、ちょっとした混乱がありました。(子供は携帯電話なんぞ持っていないので、場所を変えた場合にはそれを子供に直接伝えなければなりません。携帯不通時のいい訓練にはなりましたが)
大震災時にはもっとひどい混乱状態になるんだろうな、と思ったらちゃんと防災のことを家族で話し合っておかねばと思いました。

お弁当食べた後、結構本降りとなってきました。
こういう時の学校の判断って難しいだろうと思いながら決定を待ってました。
延期にすれば「せっかく子供が練習してきたのに父親や祖父母に見てもらえないじゃないか」という話がでる可能性がありますし、強行すれば「子供が風邪をひいたらどうするのか」と言われる可能性がある。。まさに企業における危機管理に通じるものがあると思いました。

結局小降りになった時を見計らって、最低限やらねばという種目だけ実施し終了しました。
最初「しばらく様子をみて、本降りなら延期、小やみになれば種目を限定して続ける」という放送が入ったので、「分かりきった内容の放送だし、なっちょらん」と思ったら、すぐにちゃんと「1時30分までに様子を見て、小やみにならなかったら延期します」という風に期限を切って告知していました。
浅間山荘事件で指揮をとった危機管理第一人者の佐々淳行さんが、
「次の情報発信はいつ、ということを言えば人はその時間まで待つが、それを言わないと情報がないことに不安になり、怪情報が出回ったりして混乱が起きる。次の情報発信時に新たな情報がなければ「新規情報はなし。次の情報発信はいついつ」でも構わないので必ず次の情報発信のタイミングを告げるべし」
ということを言っていたのを思い出しました。

やはり今回のような中途半端な雨天対応についてはしっかり対応策がとられていなかったのか、閉会式には楽隊がでれずに表彰時も音楽なし(雨天時対応を考えていればCD用意しておけば十分だったはず)で閉会式は今ひとつ盛り上がりに欠けましたが、雨の中の競技や演技も中々素晴らしく、めずらしい「雨の運動会」、記憶には残ることになりそうです。

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