2008年9月26日金曜日

『専業主婦の私が1億円社長、ダンナが専務!』


鈴木ゆり子さんという、埼玉県羽生市で大家さんをやっている58歳のおばちゃんの書いた本。
48歳から大家業を始めてアパートと戸建てで22棟、約200室。総資産5億、年収1億というびっくりなおばちゃんです。
もう思いつくままに色々エッセー風に書かれている感じですが、まとめてみると不動産業の基本をしっかり押さえていました。


1.仕入れは安く
  競売で安く購入。5億で200室ということは1室あたり250万位で仕込んでいるということ。
  これを年50万で貸せば確かに年収1億、平均利回り20%!
  競売物件なので占有者がいたりするのも、WIN-WINの精神で占有者と対話しちゃうおばちゃんパワーでいつのまにか得意技に。

2.バリューアップはしっかりと
  掃除に関してはパートで学んだノウハウを駆使してプロ顔負けのテクニックでピカピカに。
  家電付きは高く貸せる、ということでインターネットオークションやリサイクルショップにて家電を購入して設置。
  そのために「古物商許可」を取得。

3.ランニングコストも安く
  リフォームを専務のダンナが担当。
  家族でリフォーム含め内制化。

4.資産は適宜入れ替え
  入れ替える内容、タイミングについては勘ピューターだそうですが。。

その他にも色々、日本のおっ母さん的な教訓が書かれていて、それはそれで苦労人だけに共感できます。

面白いのが、「夫婦で仕事をするコツ」
・お互いの業務を分担することで離れられる時間をつくること。
・喧嘩しても仲直りするコツは「言い返さない」こと。
・第三者の意見を聞くこと。
だそうです。


しれっと書いてあるのですが「仕事をやってみるとわかるけど、仕事の方が子育てより楽」だそうです。。
日本のお母ちゃん達に感謝!

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