2009年8月16日日曜日

越後妻有アートトリエンナーレ2009

越後妻有地区で2000年から3年に一度行われているアートの祭典、アートトリエンナーレに行って来ました。
十日町市(合併して十日町市になったので町なんだか市なんだか紛らわしいです)と津南町あわせて270㎢のエリアに全部で約300点のアート作品が展示されています。約300点のうち、160作品は過去の恒久作品とのことです。
気になるのはアートお金だったりしますが、約7億の実行予算のうち、約3億を総合プロデューサーの福武總一郎氏、約1億を十日町市、約1億を市内の企業協賛、残りの2億は・・・?とのことでした。(お世話になったタクシーの運転手さん談)
2日間で100以上のアートを見て来ましたが、全部を回りきれようはずもなく、津南エリアと中里エリアのアートについては割愛となりました。
これだけのアートを短時間で鑑賞すると、第1感が大切になります。
自分のアートに対する嗜好性(どんなアートが好きか)が何となく見えてきました。
また、アートのパターンというとアーティストに失礼になりますが、なんとなくそんなものも見えてきます。

100超のアートを見ましたので、素敵だと思うアートはたくさんありましたが、あえてその中から個人的なベスト5を挙げたいと思います。


第1位
田島征三 絵本と木の実の美術館
廃校を利用したサイトスペシフィックなアートがファンタジックでもあり良かったです。





第2位
豊福亮 松代城
インディジョーンズになったようなワクワク感と非日常性が素晴らしかったです。





第3位
行武治美 再構築
鏡のパワーを感じさせます。風がふくと鏡が動いて様々な模様として見えるのが素晴らしい。








第4位
たほりつこ グリーンヴィラ
スケールが大きくて、遠くから見てよし、近づいてよし。






第5位
山下工美 椅子
小技系のアートが選から落ちて行く中、最後まで残りました。
シンプルで驚き感は圧巻。
廃校というのもサイトスペシフィックで◎でした。








他にもたくさん素晴らしいアートがありました。
頭の中が相当ストレッチされた感じです。

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