2009年8月3日月曜日

はこだて未来大学

公立はこだて未来大学を見学してきました。
「オープンスペース・オープンマインド」をキーワードに、学生同士や学生と教員の緊密なコミニュケーションを可能とする空間を建築家の山本理顕が設計したものです。

「公立」ということで函館市、北斗市、七飯町で構成される函館圏公立大学広域連合が主体となっていて、平成12年の開学です。
一学年240名で、博士課程までいれて学生数は1000人ちょっとという規模的には小規模の大学です。

外から見るとガラスの箱のように見える建物の中には、驚きの大空間と、ガラスで仕切られた大小様々な教室が存在しています。
色んなところに学生がたむろえるスペースがあります。
ちょっとびっくりしたのが、特にどこで集いなさいと言う指示をしなくてもちゃんと学生達が自らうまい具合に棲み分けをするのだそうです。

後(平成17年)からできた研究棟は、本部棟のような大空間はありませんが、学生と教員がコミニュケーションをとれる場所が用意されています。

学生は見るー見られるの関係になれているのか、我々のような見学者が近くを通り過ぎてもあまり気にならないような感じでした。
また、挨拶もしっかりしていて、ちょっとびっくりしました。(通常の大学では見学者に挨拶をするなんて、あり得ないですよね!)

開学10年が経とうとしていて色んな課題はあるのでしょうが、オープンスペースを利用した授業を一度受けてみたいと思いました。


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