2009年8月3日月曜日

モエレ沼公園

イサム・ノグチ氏のデザインということで、モエレ沼公園に行って来ました。
所要時間が限られているので、入り口の所でレンタル自転車を借りてGO!
本当に広くてぐるっと回ってみるだけで2時間は必要かと。
モエレビーチと呼ばれる水場の近くには家族連れが続々と集まって楽しそうに休日を楽しんでいました。

1日に何回かしか行われない噴水も素敵でしたが、噴水よりも周囲のサークル状の森(林)の雰囲気が素敵でした。

イサム・ノグチ氏がマスタープランを終えてからすぐお亡くなりになっているので、実際の細かな設計業務は別のアーキテクト・ファイブという設計会社が行っています。
正直どこまでがイサム・ノグチ氏のデザインなのかよくわからない部分もあります。
駐車場のデザインが秀逸なのですが、これは恐らく建築物としてアーキテクト・ファイブによるものと思われます。
野球場やグラウンドが周りから見えないようにランドスケープとしての丘で遮られているのですが、これはイサム・ノグチ氏の意向なのでしょうか。丘を観客席と兼ねる発想はすごく素敵なのですが、せっかく楽しそうに練習に励む姿を全く見せなくしなくてもいいのでは?
イサム・ノグチ氏がもっとマスタープランについて語っていると、その趣旨が伝わってよかったのかもしれません。

ガラスのピラミッド含め、照明機器もしっかり配備されていて、夜の照明も楽しそうでした。
次回は、ちょっと冬枯れの夜に照明デザインの素晴らしさを楽しみに行きたいです。





高さ13mの三角錐との組み合わせ『テトラマウンド』。
見るとなんてことはなさそうですが、非常に心地よいスケールで思わず登ってしまいます。






遠方から眺める『モエレ山』
これだけのスケールのランドスケープだと、建築ではなかなか調和できません。


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