2008年12月21日日曜日

漢字練習

100ます計算で有名な陰山英男先生によると、生徒達の学力を急速に上げる最も有効な取り組みは漢字学習だそうです。
子供に「勉強したらできるようになった」と手っ取り早く実感させることが出来るからとのこと。
実感できる理由の一つ目が、漢字は読めるようになるだけで、他の教科や日常生活も含め波及効果が期待できるということ。
漢字に習熟しただけで、ありとあらゆる様々な場面で「今までと違って自分が伸びた」と感じることが出来るようになり自信をつけることができるようになります。
二つ目が、漢字は1字覚えれば確実に一歩前にすすめるということ。
算数と違って、漢字はやった分だけ出来ることが増えます。

教育の現場では、日々真摯に子供達に「学ぶ楽しさ」を教えようとしているのだと思います。
そのとっかかりとして、
①実生活への波及効果が高い
②やった分だけ確実に前進したことが実感できる

要素を兼ね備えた漢字練習が効果的ということなのでしょう。

算数の100ます計算で有名な陰山先生が、「漢字学習が効果的」というところが面白いですが、常に新しいことを検証しつづけているからこそなのでしょう。
陰山先生は漢字練習にはニンテンドーのDSを利用するのがいいとも言っています。

さて、我々の業務でこの法則を当てはめると”漢字練習”にあたるのは何でしょうか。
波及効果が高くて、やった分だけ伸びてる自分を実感できること。
色々な切り口のヒントになりそうな気がします。

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